むしくいブログ
【B01】嫌われる勇気 学びのタネ
どうも、ふむむんです。🐛
ここでは本を読んで、僕の人生に学びを与えた言葉や考え方を紹介したいと思います。
今回の本紹介はこちら⇩
タイトル:嫌われる勇気
著者:岸見一郎、古賀史健
ダイヤモンド社
【対人関係の悩み、人生の悩みを持つ人へ勇気を授ける】
この本を読もうと思ったきっかけは、30歳を節目に上司から理不尽な指示に従う環境を変えたい。
何か新しいことへチャレンジしたいという思いがきっかけです。
仕事そのものに不満があったのではなく、人間関係の悩みからこの本を手に取りました。
正直、私は30歳になるまでジャンル問わず、本を読む習慣すらありませんでした。
では何故、この歳になってから本を読みたいと思うようになったのか?
人間関係の悩みの原因は、自分と相手の考え方や価値観が異なるからだと考えます。
また相手の考え方や価値観を変えることはできない。
ではどうしたら良いのだろうか?
そこで、自分の考え方や価値観の視点を広げるために自己啓発本を読むことにしました。
自分を変えることで人間関係だけでなく、人生の悩みを解消できればと。
本を読んでからは、人間関係で悩むことすらなくなりました。
考え方一つ違うだけで、相手への接し方も変わったのです。
本を読むだけで、ここまで影響があるとは驚きです。
人生に学びを与えてくれた最初の本です。
同時にほんのむしへと進化させてくれました。
そんな本の魅力を、同じ境遇の方に伝えられたらと思います。
【本のあらすじ・学びのタネ】
本のあらすじを簡単に紹介すると。
『自分が置かれている環境や周囲の人々、過去の出来事に関係なく、自分さえ変われば自分らしく生きられる。
他者から嫌われることを恐れず、自分らしく生きるためのヒントをアドラー心理学の視点で伝えている。』
物語に出てくる青年と哲人が対話していく中で、自分らしい生き方を考えさせられる。
私なりにこの本の学びのタネは8つです。
- 原因論と目的論の考え方がある
- 劣等感は『客観的な事実』ではなく『主観的な解釈』
- 他者に期待するのではなく、自ら他者へ貢献する
- 自分の生きる道は誰にも譲ってはいけない
- 自分のために自分の人生を生きること
- 勇気を持つためには、他人に貢献すること
- 人の役に立っていると思えることで、自己肯定感になる
- 嫌われる勇気
当時の私は、対人関係で必要なコミュニケーション能力が低いという劣等感がありました。
過去のトラウマや人見知りの性格が自分をそうさせていると。
しかし、そもそもの考え方が違いました。
”過去のトラウマや経験、出来事を現在の状況を作っているとする考え方を原因論とするならば。
人は何かの目的があって、今の状況を作り出しているのだ。”とする考え方をアドラーは唱えたのです。
いまの環境を変えたいと思うのであれば、まず第一歩は知ることから始めること。
本を読んだり、情報をインプットしようとしていないため苦手意識が生まれていたと気づきました。
”我々を苦しめる劣等感は『客観的な事実』ではなく『主観的な解釈』”まさに、この言葉の通りです。
また、会社では評価を気にして相手の顔色を伺ったりもしていました。
人前に出るイベントや飲み会にも参加するも、何を話したらいいかわからない。
まさに自分の生きる道、自分の人生を生きることに対し迷いがある感じでした。
自分のやりたくないことで、人の役に立っていたとしても自己肯定感には繋がらないと気づいたのです。
最初の嫌われる勇気は、やりたくないことは『No!』と言えること。
または『これだったらやれます。』と条件を提案してみること。
【嫌われる勇気の考え方】
私が『嫌われる勇気』から取り入れた考え方はこちらです。
【根本的な考え方】
そもそも”自分を変えることができるのは、自分だけ”と自分で納得する。
自分の人生を他人任せにしない。
自分に嘘をつき周囲の人々に対して嘘をつき続ける生き方は苦しいだけ。
【問題に直面した時の考え方】
初めの頃は分かる人に聞いて答えを誰かに教えてもらうのはありでした。
経歴を積んでいくことで、それだけでは問題を解決できない場合もあります。
自らの手で答えを導き出していく必要があるからです。
また、これは誰の課題なのかという視点から自分と他者の課題を分離する。
対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込む、または自分の課題に踏み込まれるからです。
【勇気を持つ考え方】
自分には価値があると思えた時、勇気を持てる気がします。
自らが他者に貢献することで、相手から感謝の言葉を聞くと嬉しく思います。
信頼することを恐れていたら、誰とも深い関係を築くことができません。
【自由に生きる考え方】
自分らしい人生とは何なのか、どう生きたいかを考える。
自分のやりたいことができるのであれば、孤立してもいいと考える。
いまはできることが少なくても、できるようになろうと努力すること。
自由とは他者から嫌われること。
本を読む前ではなかった考え方を身につけたことで、自分らしさを考えるようになる。
言葉一つ一つが、変わろうとする自分を突き動かしてくれる。
【嫌われる勇気で変われた自分】
”自分が自分のために人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか”
この言葉に、もっと自分を大切にしなければいけないと気づかされました。
同時に仕事仲間や友人、人生で関わる周りの人に対し関心を持つようにもなりました。
そうすることで、より相手のことを知ろうとするため自然とコミュニケーションもとれるのです。
今まで以上にコミュニケーションがうまくいけば、劣等感も解消されていきました。
理不尽なことを言う上司も、そういう言い方しかできないのだと。
自分は自分にできる限りのことをすればいいのだと考えるようになりました。
他者に貢献しようとするだけでも、
巡り巡って自分を助けてくれたり
支え合っていける関係が築ける。
【まとめ】
この本での学びのタネは8つです。
- 原因論と目的論の考え方がある
- 劣等感は『客観的な事実』ではなく『主観的な解釈』
- 他者に期待するのではなく、自ら他者へ貢献する
- 自分の生きる道は誰にも譲ってはいけない
- 自分のために自分の人生を生きること
- 勇気を持つためには、他人に貢献すること
- 人の役に立っていると思えることで、自己肯定感になる
- 嫌われる勇気
自分が自分らしく生きる考え方、勇気を授けてくれるのではないでしょうか。
周囲の環境を変えようとするのではなく、まずは自分の変えられるところから変える。
”問題は世界がどうであるかではなく、あなたがどうであるか”
この言葉が悩みの解消へと導いてくれます。
自分のやりたいことをやるために、孤立を恐れず。
勇気を持つためには、他者に貢献すること。
役に立っていると思えることで自己肯定感になります。
嫌われる勇気をもってみよう。