むしくいブログ
【B17】7つの習慣 学びのタネ
どうも、ふむむんです。🐛
ここでは本を読んで、私の人生に学びを与えた言葉や考え方を紹介したいと思います。
今回の本紹介はこちら⇩
タイトル:7つの習慣(漫画版)
著者:フランクリン・コヴィー・ジャパン
漫画:小山鹿梨子
宝島社
【行動できる人は習慣を大事にする】
私はときどきこんなことを思う。
どうしてあの人は仕事の進め方が上手なのだろうか。
どうしてあの人は毎朝ランニングをしているのだろうか。
どうしてあの人は1人で子育ても仕事も両立できるのだろうか。
どうしてあの人は毎日学び、欠かさず情報発信を続けられるのだろうか。
それぞれ目的は異なるが共通点はある。それは『習慣』ではないだろうか。
本書籍を読み行動できる人は皆『習慣』を大切にしていると気づいたのだ。
小さい頃に私も習慣の大切さは経験したことがある。
夏休みに毎朝6時から始まるラジオ体操に毎日参加することだ。
最初は普段やらない早起きして行くのが億劫ではあったが、毎日参加してスタンプをもらうことで最終日にお菓子を貰える報酬に魅了されてしまった。
しかし、毎日続けてみると早起きして体操することが習慣化して負担に感じなくなるどころか、体操をすることで身体が温まり気持ちよく1日をスタートすることができたのだ。
それ以降も早起きは続け、朝学校が始まる前に友人と遊ぶ時間も増えたのだ。
さらに朝早くからランニングやペットとお散歩している人とすれ違う時に挨拶をするようにもなった。
当時人見知りだった私は最初、挨拶を返すことができなかったが相手が続けてくれたおかげで気づいたら挨拶を返すようになっていた。
これも『習慣』のおかげで自分が変われたのだと思う。
小さなことでも毎日継続して、コツコツと積み重ねることで大きな結果に繋がるのではないだろうか。
誰しもが初めてのことや、面倒と感じることに対して進んで行動はしたがらないと思う。
それでも習慣化することで変われる自分もいるかもしれない。
【本のあらすじ・学びのタネ】
本書籍のあらすじを簡単に紹介すると。
亡き父のバーを再開するためにバーテンダーを目指す主人公の歩。
勤め始めたバーセブンのマスターからカクテル作りだけでなく、お客さんとの対話スキルを教えてもらいながらそこに訪れる人々の悩みを解消していき、7つの習慣の大切さに気づいていく。
この本での学びのタネは8つ。
- インサイド・アウト
- 主体的である
- 終わりを思い描くことから始める
- 最優先事項を優先する
- win-winを考える
- まず理解に徹し、そして理解される
- シナジーを創り出す
- 刃を研ぐ
この話の前提としては『インサイド・アウト』自分自身の内面から変えていくということ。
物の見方を変えて自分が変わらなければ、周囲の物事も変わらない。
できなかった理由を人や環境のせいにしていては何も変わらない。
問題はいつも自分の中にあるのだと意識する必要があるという。
習慣によって人格主義を形成することが大事である。
意欲 = 自分が変わろうと努力することを誓う
知識 = 行動の意義を理解する
スキル = 効果的な方法で実行する
また、本書籍ではパラダイムシフトという考え方を推奨している。
パラダイムシフトとは「見方が変わる」「固定観念を破る」という意味がある。
これをSee(物の見方) – Do(行動) – Get(得られる結果)サイクルで表現すると以下のような考え方になる。
悪い例:自分の外に原因を求める
See 自分にはできない、誰か助けて
Do チャレンジしない、努力しない
Get 結果がでない、学ぶ機会がない、自信ない
良い例:自分の内に機会を見出す
See 自分にもできるかも、トライしてみる
Do 頑張ってみる、工夫して努力する
Get 結果が出る、気づき学びがある、自信を持つ
誰かが環境を変えてくれるのを待つより、自分自身が環境を変えるための力をつけていく方が希望はあるかもしれない。
まずは自分にできることから始めてみよう。
【自分自身が変わること】
自分自身が変わるためには心身共に万全な状態でないとなかなか行動に移せないだろう。
しかし、少しでも変わりたいという気持ちがあるのであれば、本書籍で教える『7つの習慣』を参考にしてみると良いのではないだろうか。
本書籍では以下のように表現している。
①主体的であること
人間として自分の人生に責任を取ること。
自覚することで外部を刺激できる率先力となる。
②終わりを思い描くことから始める
人生の方向性をイメージ(知的創造)
→目的を考え、何をすべきかを検討して人生の終わりに向かって自分を導くリーダーシップ
毎日を生きる(物的創造)
迷った時は『原則』に立ち返って選択する
→他人や物事に影響されてブレることがない、基本的な価値観のこと。
ミッション・ステートメント
→使命と宣言、自分の人生で何が大切で、どうやりたいのか、人生の目的を宣言すること。
③最優先事項を優先する
時間を管理することはできない、自分自身を管理すること。
人間活動の4つの領域(『まんがでわかる 7つの習慣』p89)
④win – winを考える
人間関係の6パターン
・信頼残高を増やす方法
Ⅰ:相手の価値観や重視していることを本当に理解しようとすること
Ⅱ:小さな思いやりや礼儀を大切にすること
Ⅲ:約束を守ること
Ⅳ:お互いに期待することを明確にし、誤解を生まないようにすること
Ⅴ:誠実さを言動で示すこと
Ⅵ:過ちは心から謝ること
⑤まず理解に徹し、そして理解される
人と付き合う上で必要なことは自らが相手に興味を示すことではないだろうか。
本書籍では会話にも5つのレベルに段階分けされると表現している。
レベル0:無視する
→話しかけられても返事をしない、相手の存在を認めた振る舞いをしない
レベル1:聞くふりをする
→ただあいづちを打つだけで、話の内容には無関心、別のことを考えている
レベル2:選択的に聞く
→自分が興味のある部分にのみ関心を持ち、自分の目線で解釈、評価する
レベル3:注意して聞く
→関心を持って深く聞く、相手が問題と考えることが何かを理解しようと努める
レベル4:感情移入して聞く
→相手の目線で聞く、相手が世界をどう見ているのかを感情移入によって理解する
①話の中身を繰り返す
②話の中身を自分の言葉に置き換える
③相手の感情を反映する
④自分の言葉に置き換えつつ、感情を反映する
⑥シナジー、創り出す
個別のものを合わせて個々の和より成果を得ること。
人生にとって最も崇高な活動とコヴィーは言う。
⑦刃を研ぐ
素材としての自分自身を高めること。
1日1時間を自分の内面を磨くことに使う、自己啓発でちりつも。
以下3つの基盤を構築していくことを推奨としている。
・体調(肉体)
食事、休養、運動によって身体をメンテナンス
→定期的な運動の時間を確保する
→早歩きのウォーキングなどで持久力を鍛えたり、ストレッチで身体をほぐす
→文学や音楽鑑賞、自然に触れるなどリフレッシュ法を見つける
・自律性(知性)
知識を増やし、情報選択、収集力を身につける
→だらだらと携帯やテレビを見る時間を、自分の鍛錬の時間に変える
→優れた書物を読むことで社会に対する理解を深める
→日記や手紙で経験や考えをアウトプットする練習をする
・繋がり(社会、情緒)
他人との関係を強化し、心の平安を保つ
→意見が異なる人と納得できる案に至るまで話し合う
→相手の立場を尊重して話を聞く
→話し合うときは第3案に向けて努力する
短期間で劇的に環境を変化させることはできないが、自ら変わろうとする努力が日々ちりつもとなり徐々に環境を変えていけるのではないだろうか。
ゆっくりでも、一歩ずつ自分で選択していきたい。
【感じ方次第で環境が変わる】
気持ちの持ちようだ。と、良い意味でも悪い意味でもよく使われていると思う。
確かに人とのコミュニケーションでは伝え方次第、受け方次第な部分もあると思うが少なくとも私は悲観的な受け方をしてうまくいった経験は一度もない。
むしろ楽観的な受け方をしてきた方が成功したり、自分の経験になったりすることがたくさんあった。
もちろん周囲からは能天気だの楽観的過ぎと言われることもあるが、心配して言ってくれているのであればそれも受け方次第だと思う。
十人十色なので別に相手の言っていることが正しいとか間違っているとか決める必要もないし、かと言って傾聴を怠ってはいけないとも思うのだ。
ただ周囲がどれだけ批判しようと最終的には自分の信念に従って選択していければ後悔はしないのではないだろうか。
争いは何も生まないどころか、失うモノが多いだろう。
相性が合う合わないあるだろうし、一方的に嫌われるかもしれない。
それでも、自らが理解をしようとしなければ前に進まないだろうし、時には退散も必要なのではないだろうか。
【まとめ】
この本での学びのタネは8つ。
- インサイド・アウト
- 主体的である
- 終わりを思い描くことから始める
- 最優先事項を優先する
- win-winを考える
- まず理解に徹し、そして理解される
- シナジーを創り出す
- 刃を研ぐ
人生は悩みがつきものだが、人は悩みを乗り越える度に一歩前進するとも思う。
何気ない日々を過ごしていても突如現れる課題をクリアするために、多角的な視点や考え方、頼れる仲間や人脈、周りに流されないアイデンティティ、そしてブレない信念。
焦らず自分にできることから行動していけたらと思う。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
自分自身を磨き、後悔のない人生を歩めるように自分を導いてあげられると良いのではないだろうか。
7つの習慣を武器にして、環境を変える力を身に付けていきたい。