むしくいブログ
【B05】LIFE SHIFT Part1 学びのタネ
どうも、ふむむんです。🐛
ここでは本を読んで、私の人生に学びを与えた言葉や考え方を紹介したいと思います。
今回の本紹介はこちら⇩
タイトル:LIFE SHIFT
著者:リンダ・グラットン / アンドリュー・スコット
東洋経済新報社
【時代の変化に適応していく力を身につける】
時代が進むことは、変化し続けることでもある。
連絡手段は直接会うか、手紙を出すか、自宅の固定電話をするかだった時代も。
いつの間にか一人一人が携帯を持つようになり、メールや電話をすることができるようになった。
今ではスマートフォンやタブレットがあれば友人だけでなく、SNSを通じて世界中の人と連絡を取ることもできる。
10年、20年経つだけでも私の暮らしに大きな変化をもたらしてきた。
同時に私自身も変化し続ける時代に適応するために、変化をし続けていきたいと考えている。
そのためには、世界でどのような変化をしているのか、将来に向けてどのような知識を学ぶべきか。
この本を読むことで、未来に向けた行動の参考になるのではないだろうか。
100年時代と聞くとスケールが大きいように聞こえるが、夢の話ではなくなってきていると感じる。
大学まで勉強して卒業したら就職する。
定年退職まで働いて、定年後はスローライフを送る。
先代の生き方を参考にした、そんな人生のルーティンもこれからの時代では難しくなるかもしれない。
【本のあらすじ・学びのタネ】
本のあらすじを簡単に紹介すると。
『1945年生まれ、1971年生まれ、1998年生まれの3人の平均寿命は異なることで勉強→仕事→引退の基本的な人生計画も破綻してきている。若い世代になるほど老後の人生計画を前もって考えておかないと、長生きをする恩恵を得ることができない。』
私なりにこの本の学びのタネは7つです。
- 人生の計画を修正し、行動を起こす
- 自分の身は自分で守る
- 様々なキャリアを経験する
- 自分のアイデンティティを変える
- レクリエーション(娯楽)の時間を見直し、リ・クリエーション(再創造)に時間を使う
- 将来の道筋を固定せずに柔軟な生き方をする
- 新しいことに挑戦し続ける勇気を持つ
私も本書籍を読む前から少しずつ変わっていこうと行動をはじめている。
雇われの身として1箇所の所で65歳、もしくは70歳まで働き続ける未来が見えなかった。
もちろん、終身雇用が約束できない時代になり70歳まで働けるとも思ってはいない。
そう考えるようになった私は、自分にスキルを身につけるための勉強や知識を学ぶために本を読むことにした。
そういうステージをこの本では『エクスプローラー(探検者)』と表現している。
自由に過ごせる時間を作り、将来について真剣に考え人生の計画を再度考え直すことにしたのだ。
平均寿命が延びて70歳でも働ける環境を、若いうちから準備していく必要があると考える。
スキルを身につけて、誰かの依頼を受けながら働くでもいいし、自ら商品を生産して働くのもありだと思う。
【LIFE SHIFTの考え方】
私が『LIFE SHIFT』から取り入れた考え方はこちらです。
【過去のロールモデルは役に立たない】
親の世代でのロールモデル(生き方のお手本となる人物)は必ずしも、自分の人生に当てはまるとは限らない。
文明や社会が変化していくように、働き方やキャリア人生も親の世代とは異なる選択をした方がいい場合もあるかと思う。
親の世代は定年退職が60歳または65歳でできていたのが、70歳、80歳へと延びていく可能性もある。
そうなれば定年後はスローライフを送るつもりで今考えていたとしても、気づいたら生活費を稼ぐために80歳まで働いているなんてことが起こるかもしれない。
今まで1人の年金を10人で負担していた時代も、2060年は日本の総人口約8700万人(65歳以上が40%)で超高齢化が問題となり、2人を3人での負担が予想されているため受給額も減るかもしれない。
【自分の身は、自分で守る】
自分や家族を守るためには自分で情報や知識を吸収し、長寿化に備えていく必要がある。
増えた時間をどのように利用し、職業生活と家庭生活の両面で『いい人生』を構成するか。
夫が外働き、妻が専業主婦の家族形態では成り立たないことが多くなっていくと思う。
お互いに平等な関係を育むために、家庭と経済的に貢献する方法を考えていく必要があるのではないか。
【変化に適応するために勉強をする】
今後は定年まで1箇所でキャリア経験をする人生だけではなく、転身を重ね様々なキャリアを経験するマルチステージの人生を実践する必要が出てくるかもしれない。
そうなった時にでも、新しい環境で適応するために勉強をする必要がある。
レクリエーション(娯楽)の時間を見直し、リ・クリエーション(再創造)に時間をかけること。
同世代の人が隊列を乱さず一斉行進する時代が終わりつつある。
18〜30歳の層は選択肢を狭めないように、将来の道筋を固定せずに柔軟な生き方をする必要があるかもしれない。
【新しいことに挑戦し続ける勇気を持つ】
1週間何もせずに生活をするだけで168時間を消費したことになる。
スキルの価値は変わり、新しいスキルを習得する必要があるかもしれない。
30歳未満は自分とは大きく異なるロールモデルと接する、人的ネットワークを広げること。
40〜50代はあと25年職業人生が続く可能性があり、手持ちのスキルだけでなく新しいスキルを習得すること。
60歳以上は収入を得続ける必要があり、若者たちのメンターやコーチ、サポーターを務めること。
他にも本書籍ではたくさんの課題を伝えている。
老後の負担をなるべく減らすためにも、自分のアイデンティティと価値観を人生にどのように反映させるかを考える必要があるだろう。
平均寿命が延びて長寿化に対し悲観的になる必要はないと考える。
増えた時間を有効活用するか、若いうちから対策をしていけば恩恵が受けられると思うからだ。
そのために、目先の娯楽ばかりを楽しむのではなく自分への投資をしてみてもいいのではないだろうか。
【新しいことに挑戦する自分】
本書籍を読んで自分なりに過ごしたエクスプローラーの経験は大事だったと認識できた。
新しいことに挑戦して全部がすぐに成功とはいかなくても、挑戦し続けることにこそ意味がある。
本をたくさん読み、新しいアイデアが生まれたら実践してフィードバックしていく。
そうした取り組みを積み重ねていくことが大事であると思う。
インディペンデント・プロデューサー(独立生産者)へのステージに備えて、これからも新しいことに挑戦し続けていきたい。
自分のためだけでなく、誰かの役に立てるアイデアを創造していけたらと思う。
たいしたことをしなくとも、小さな努力を積み重ねていくといいのではないだろうか。
【まとめ】
この本での学びのタネは7つです。
- 人生の計画を修正し、行動を起こす
- 自分の身は自分で守る
- 様々なキャリアを経験する
- 自分のアイデンティティを変える
- レクリエーション(娯楽)の時間を見直し、リ・クリエーション(再創造)に時間を使う
- 将来の道筋を固定せずに柔軟な生き方をする
- 新しいことに挑戦し続ける勇気を持つ
今回は本書籍で自分なりに学んだ内容の全体を軽く紹介することにした。
具体的に理想とされる人生計画や行動などは次回Part2で紹介する。
すでに知っている人もいたかもしれないが、変化し続けているそんな世の中で楽しく長生きをするためには準備が必要であると伝えたかった。
早ければ早いほど、老後の自分を楽にしてあげられるかもしれない。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
100年時代をどう生きるか、自分で考えることが大事ではないでしょうか。