むしくいブログ

【B19】すぐやる人xやれない人の習慣 学びのタネ

 

どうも、ふむむんです。🐛

ここでは本を読んで、私の人生に学びを与えた言葉や考え方を紹介したいと思います。

今回の本紹介はこちら⇩

タイトル:すぐやる人xやれない人の習慣

著者:塚本亮

明日香出版社

【自分を動かすための勇気】

 

 新しいことを始めたり、新しい環境に行くには勇気が必要である。

言い換えれば、勇気が持てなければ新しいことを挑戦することすら困難である。

では勇気を持つにはどうすればよいだろうか?

 ・自分を信じること→すなわち自信を持つこと。

 ・モチベーションを上げること→楽しいと思えること。

 ・相談や会話できる相手がいること→信頼できるパートナーを見つけること。

他にもたくさんのエネルギーがあるが、大きく分けて3つの価値観が大事だと私は考える。

 本書籍ではこのように表現をしている。

『すぐやる人』は自分をラクに動かす方法を知っている。

自分を無理に動かそうとするのではなく、自然と行動できるような習慣を身につける。

大きなことをいきなり始めるのではなく、まずはいまの自分にできることから少しずつ試してみると良いのではないだろうか。

『習慣』という成長できる環境をつくり、『自分』を信じられるように育てていく。

 

大人になると臆病になってしまうと思うことがある。

小さい頃は初めて一輪車や自転車に乗る時、なかなか上手に乗れないでいた記憶がある。

それでも、何度転んでも”乗りたい”という好奇心が強かったため恐怖心はなかったと思う。

子どもの頃に持っていた勇気はどこにいってしまったのだろうか?

 

【本のあらすじ・学びのタネ】

 

 本書籍のあらすじを簡単に紹介すると。

『すぐやる人』と『やれない人』のそれぞれの習慣を紹介している。

自分に行動力をつけたいと心では思っていても、知らずに自分で抑制しているかもしれない。

『やりたい!』と思った瞬間がモチベーションのピークだ。

モチベーションの鮮度を保つためには、まず小さく行動してみるのが効果的だと本書籍では表現している。

 

この本での学びのタネは8つ。

  1. ツーウェイ思考
  2. 環境で自分を動かす
  3. まず1センチだけかじる
  4. 情報やモノは整理する
  5. 人を楽しませ自分も楽しむ
  6. ポジティブ質問
  7. やらない基準が明確
  8. 定期的にアップデート

 

 ①自分なりのゴール、目標を設定してみる。(興味があること、やってみたいことを見つける)

 ②行動しようとしている自分を抑制する環境があれば取り除く。(ダラダラ携帯を見たりゲームをしたり)

 ③目標を達成するために何が必要かを調べたり体験をしてみる。

 ④情報やモノが散らかっている場合は整理整頓しておく。(意外と行動の重荷になっていることも)

 ⑤みんなが楽しめるプランを考えてみる。(片方だけだと見返りを求めたり、自己満となってしまう恐れがある)

 ⑥誰かに相談や意見を求める時はポジティブ質問。(マウントは何も生まない)

 ⑦何でもかんでもやろうとせず、自分で休みをつくる。(燃え尽き症候群にならないように)

 ⑧1回きりにせず、常に自分をアップデートしてやりたいことを増やしていく。(自信は経験に積み重ね)

 

自分の人生は一度きり、自分が生きたいように生きれた方が嬉しいのではないだろうか。

人それぞれ置かれている環境は異なり、思うように動けないかもしれない。

『諦めたらそこで試合終了ですよ』とslam dunkで名言があるように、変えられることから行動してみてはいかがだろうか。

 

【1歩踏み出す勇気】

  

 1歩踏み出す勇気を持つために、本書籍で学んだ37の考え方を紹介する。

1:⭕️ラクに自分を動かす人 ❌無理やり自分を動かす→失敗して学習無力感

 →ピカソ『すべての成功の鍵は行動だ』

2:⭕️HKT(人xお金xタイム)をうまく味方につける ❌追い込みすぎてしまう

 ①『すぐやる人』は人をうまく巻き込んで動く

 ②割けるお金によりアクションを変えられる

 ③いつやるのかを即座に明確に決められる

3:⭕️ツーウェイ思考(逆算思考) ❌ノーウェイ思考(積み上げ思考)

 ①設定したゴールから進め方を決め行動する

 ②ゴールを決めず、現時点から歩いていく

 ③逆算思考と積み上げ思考を上手に使い分ける

4:⭕️9000回の負けを知る ❌全勝を目指す

 →マイケル・ジョーダン『9000本以上のシュートを外してきた、人生で何度も何度も失敗したからこそ、こうして成功しているんだ』

5:⭕️目の前のことに集中する ❌結果ばかりを気にする

 →毎日、今よりも1%成長を繰り返すことで、1年後には約38倍の自分に成長することができる。

  1.01 x 1.01を365回繰り返すと37.8となる。

6:⭕️環境で自分を動かす ❌誘惑に負けてしまう

 →やるしかない環境にする。

7:⭕️小さな石を動かそうとする ❌大きな石を動かそうとする

 ①タスクに取り組むときは簡単な作業から

 ②最初に物事が上手く進むと気分も上向き、リズムが生まれる

 ③順番を変えるだけで、心理的な負荷は変わる

8:⭕️自分ともアポを取る ❌他人とだけアポを取る

 ①計画を可視化することで実現性が高まる

 ②上手くいかなかった理由を分析できる

9:⭕️ダッシュキノコを食べる ❌疲れた脳で午後を過ごす

 ①意志力は朝にピークを迎え、徐々に低下する

 ②『すぐやる人』は疲れてきても再加速させる

 ③パワーナップ(仮眠)、グリーンエクササイズ(散歩)、軽めのシャワーで意思力の再加速

10:⭕️まず1センチだけかじる ❌あとで全部食べようとする

 →ツァイガルニク効果:未完了課題の記憶は完了したものより記憶に残りやすい

 ①スケジュールを立てる

 ②他人を巻き込む

 ③疑問点を洗い出す

11:⭕️毎日カバンを空っぽにする ❌荷物を入れっぱなしにする

 ①先延ばしの原因は、モノが整理されていない

 ②『すぐやる人』は書類や荷物をカバンから出し、毎日整理している

 ③必要な書類とそうでないものに分ける

12:⭕️人を楽しませる ❌正論を押し付ける

 ①相手の視点に立つ

 ②人の話をしっかり聞く→ラポール(信頼関係)

13:⭕️選択肢を3つ用意する ❌自由選択式

 ①相手がアクションを起こしやすいように選択肢を絞る

 ②3つの選択肢でアクションを喚起して、相手を巻き込んでいく

 ③周囲を巻き込むスキルは、自分の行動力を高めてくれる

14:⭕️質問で前向きになる ❌質問でやる気を失う

 ①いい質問は人を動かし、悪い質問は行動力を奪う

 ②ポジティブな質問を繰り返せば、感情がプラスになり、脳が活性化する

 ③前向きないい質問は、相手の心にスイッチを入れる

15:⭕️ライバルを応援する ❌相手の失敗を喜ぶ

16:⭕️期限を自分で決める ❌期限を守ろうとする

 ①時間に余裕がありすぎると、自分の意思では動き出しにくい

 ②締切を再設定し、時間の使い方に強制力を持たせる

 ③期限を早めに設定しておけば、急なトラブルにも対応できる

17:⭕️感情をうまく吐き出す ❌感情を溜め込む

 ①人間は感情の生き物であり、行動が感情に左右される

 ②『すぐやる人』は感情をうまくコントロールでき、心が安定している

 ③感情は溜め込まず、すぐに吐き出す習慣を身につける

18:⭕️儀式でスイッチを入れる ❌サザエさん症候群→サザエさんが終わると明日からまた1週間・・・と憂鬱な気分になること

 →『オペラント条件付け』行動とその結果の関連性を学習すること。ある行動したらよかった。

19:⭕️物語を読む ❌映像に頼る

 ①経験をたくさん積む

 ②右脳(芸術的思考)を鍛える、左脳(論理的思考)

 →スティーブ・ジョブズ『心と直感に従う勇気を持ちなさい。それはあなたのなりたいものが何なのか知っている。それ以外は二の次。』

20:⭕️根拠なき自信を持つ ❌自分を否定する→『現状維持バイアス』

21:⭕️言葉の力を信じる ❌言葉をおろそかにする

 言霊『よき言の葉は良きものを招き、悪き言の葉は災いを招く』

 ①言葉は人の感情や行動に無意識のうちに影響を与えている

 ②前向きな言葉を使うと、行動も前向きになる

 ③言い訳する前に、『でも』『だから』に言い換えてみる

22:⭕️積極的な休みを楽しむ(アクティブレスト) ❌休養で疲労を溜める

 ①質の高い休日が集中力を高め、行動力を発揮する

 ②軽いエクササイズをした方が、カラダも心の疲労も回復する

 ③一定のリズムで運動すると、心もリフレッシュ→脳内にセロトニンが分泌する

23:⭕️朝を大切にする ❌夜が遅い

 ①世界のトップリーダーたちは早起きを習慣化

 ②脳は朝起きてから2〜3時間が一番活発

 ③軽い運動を組み合わせると、さらに脳が活性化

24:⭕️腹八分まで食べる ❌満腹になるまで食べる

 →セロトニンは睡眠導入の効果があるメラトニンの分泌を促す

25:⭕️戦略的に睡眠を活用する ❌なんとなく睡眠を取る

 ①目覚まし時計は使用しない

 ②カーテンを閉め切らない

 ③週末も同じ時間帯に起きる

26:⭕️姿勢がいい ❌背中が丸い

 良い姿勢はストレスに強く、前向きになる→ブドウ糖と酵素が脳へ運ばれるため

27:⭕️数字のある目標を決める ❌なんとなく流されてしまう

 ①『すぐやる人』は目標に数字を取り入れている

 ②数字で目標を設定すれば、欲をコントロールできる

 ③目的と目標を明確に持てば迷わない

28:⭕️be(どういう自分であるか)とdo(何をすべきか)を意識する ❌目標だけを追いかける

 ①どういう存在でありたいかを意識する

 ②はっきりとした未来像があるから、今やるべきこともはっきりする

 ③目的と目標を明確に持てば迷わない

29:⭕️優先順位で仕事を進める ❌マルチタスクでパンク寸前

 ①緊急でかつ重要であること

 ②緊急ではあるが重要ではないこと

 ③緊急ではないが重要であること

 ④緊急でも重要でもない

30:⭕️積極的にオフラインになる ❌いつもオンライン

 ①デバイスの利用は、オンラインとオフラインのメリハリが必要

 ②パソコンならばメールは閉じ、スマホならば機内モードにする

 ③SNSで時間を浪費せず、通知はオフにする

31:⭕️サティスファイサー ❌マキシマイザー

 ①完璧主義は、ブロックとなって行動を妨げる

 ②合格点を見据えて、必要最低限の労力のみかける

 ③『伸びる人』は雑にでもいいからまず取り掛かり、改善を重ねる

32:⭕️やらない基準が明確 ❌いやいや引き受ける

33:⭕️マネをいとわない ❌オリジナルにこだわる

 守:習ったことを徹底してマネる段階

 破:守において型を習得していったものに、自分ならこうするという思いを加えて型にアレンジを加える段階

 離:オリジナルを確立していく段階

34:⭕️記憶を大切にする ❌記憶に頼る

 ①人の記憶は曖昧、自分に甘い方へ歪める

 ②理想と現実のギャップを埋めるために、記録をつける習慣を持つ

 ③記録することは次の行動へのステップとなる

35:⭕️アウトプットで頭を磨く ❌何もしない

 →知り得た情報や知識をアウトプットすることで学びの質が高まるだけでなく、さらなる学びを生み出せる

36:⭕️復習出記録を味方につける ❌超人的な記憶に挑む

 ①回数をこなして、覚えるべきことは覚える

 ②まず全体をつかんでから、2、3回と読み直す

 ③復習は翌日など、少し時間をあけて行う

37:⭕️定期的にアップデートする ❌時の流れに不満を言う

 →『すぐやる人』は絶えず学び、自分をアップデートすることで周りに貢献し、それによって生きる喜びを感じている

 

一つ一つの考え方が1歩踏み出す勇気となるかもしれない。

言葉の力は原動力にもなると私は思う。

 

【自分も楽しむ勇気】

  

 挑戦する前から失敗のことを考えるなんて、と思うかもしれない。

しかし、実際に挑戦して失敗したらまたやり方を変えて挑戦してみればいい。

何度も繰り返してそれでも上手くいかなければ諦めても良いのではないだろうか?

気楽に考えてみることで案外と初めの一歩が軽くなるかもしれない。

1人でやって上手くいかなければ仲間を作ってもいいかもしれない。

苦労をするかもしれない、心に余裕がなくなる時もあるかもしれない。

そんな時でも楽しめる心だけはなくさないようしたいと願う。

 

なにごとも余裕を持つことは大事だと思う。

時間に余裕がなければ相手の話を傾聴することはできないと思うし、お金に最低限生活できる余裕がないと新しい経験をすることもできないと思う。

何よりも心に余裕がなければ行動すら困難であるだろう。

 

【まとめ】

 

この本での学びのタネは8つ。

  1. ツーウェイ思考
  2. 環境で自分を動かす
  3. まず1センチだけかじる
  4. 情報やモノは整理する
  5. 人を楽しませ自分も楽しむ
  6. ポジティブ質問
  7. やらない基準が明確
  8. 定期的にアップデート

 

 

 はじめてできた友達、はじめて乗れた自転車、はじめて仲間と演奏したピアノ、はじめて1人で電車に乗ったり買い物に行ったり。

生まれてから今まで多くの”はじめて”を経験してきた。

それは周囲に支えてもらうだけでなく、自分からの一歩が大事だと感じる。

もちろん失敗はつきものだし、たくさんの後悔もあっただろう。

それでも今までの経験があるからこそ、今の『自分』がいるのだと。


 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

はじめの一歩を踏み出すには勇気がいるだろう。

それでも、勇気を振り絞って踏み出してみると新しい世界が見えてくるかもしれない。

少しでも一歩目のきっかけとなることを願う。